地元密着の土地家屋調査士として兵庫県南部エリアの皆様の様々な土地問題の解決に奔走

お隣さんとの境界が分からず、お互いの主張も異なっているといったご相談の場合は、境界標が現地に無いケースがほとんどです。特に相続などで世代が変わり、境界について記憶のある当事者がいなくなってしまうと生じやすい問題です。このような状況の場合は、まず法務局で資料を集めることから始めます。ご自身だけでも資料を閲覧でき、ご依頼があれば土地家屋調査の専門家として同行いたします。境界の場合は、隣家の土地の分も含む地積測量図が確認に最も役立つ資料です。
法務局窓口で申請用紙に必要事項を記入して提出すれば誰でも取得できます。作成が昭和52年以降の地積測量図は技術的にも法的にも現地との整合性が高くなっているので、確認に役立つ可能性も高いといえます。但し地積測量図は全ての土地に備えられている訳ではなく、時代によって精度も異なります。そうした専門的な知識について、専門家として逐次アドバイスしてまいります。

土地家屋調査の専門家であるスタッフは、筆界に関する法知識・測量技術を有すると認められた国家資格者です。現地の調査や法務局以外の資料にも対応し、あらゆる手段と経験を基に境界確認をサポートいたします。また在籍スタッフはADR認定資格を有し、法務局の筆界特定調査委員にも任命されており、優れた鑑定能力が公的に認められていますので安心して案件をご相談いただけます。
土地ごとに形や面積に違いがあるように、隣家との間で抱えているお悩みや問題点も千差万別です。簡単に解決できる土地もあれば、逆に意外に大がかりな測量や手続が必要な土地もあります。境界に関する登記申請の際に必要な証書には｢官民境界協定書｣や｢筆界確認書｣などが一般的です。簡単に説明すると、その境界の関係者との同意書を意味します。これらの書類がない場合には、隣接地所有者の方々との現地立会い確認などを経て取得するか、他の手段を考える必要があります。

案件をご依頼いただいたお客様には、対応を進める中で業務内容とは別に、｢本当のお悩みは何でしたか｣｢どういった結果をお望みですか｣と度々問い直すことがあります。もちろん境界を明確にするお手伝いがスタッフの使命ですが、とどのつまりお客様の真の目的はもっと単純に｢隣家と平穏に暮らしていきたい｣ことではないかと捉えています。スタッフは境界問題の解決に尽力いたしますがこうした業務は逆に皆様の心の境界線をなくし、笑顔の関係を築く基になってほしいと願っています。
土地の問題は一歩間違うと感情のもつれにもさいなまれ、袋小路に陥るケースもしばしばです。そうした深刻なお悩みに陥る前に、まずは土地問題の専門家にご相談されることをおすすめします。ご相談は何度でも無料で承っておりますので、気軽に｢街の土地問題の相談役｣にご相談いただければ、兵庫県南部エリアに特化した土地家屋調査士としてしっかりナビゲートいたします。